syntheditでFMシンセを作ってみる
FMというシンセシスについて
Frequency ModulationでFM。日本語に訳すと周波数変調。要するにビブラートの類。音程を周期的に変化させて音色を作り出す。
FM音源の音の作り方はよく「声を出す人」(キャリア)と、それを「くすぐる人」(モジュレーター)で説明される。この人たちの数をオペレータ数といい、FM音源のスペックを知る目安になる。
誰が誰をどんなくすぐり方でどれくらいの強さでくすぐるのか?といった感じで音を作る。なかには特殊な人(オペレータ)もいて自分で自分をくすぐりながら他の人をくすぐったりする様なお茶目さんもいる(フィードバックと呼ばれ、自分で自分を強くくすぐるほどノイジーな音になる。)実機では1983年に248,000円で発売されたYAMAHAのDX7が有名(16音ポリフォニックで6オペレータ)。